様々な性病の種類とその危険性を詳しく解説します。

性病の種類

性病の基礎知識

一昔までは性病にかかると遊び人や、だらしがない人というイメージがつきものでしたが、最近では若い一般の男女の10人に3人は感染しているといわれており、非常に身近な病気であることが分かります。
しかしやはり原因となるのは性行為であるため、日頃からきちんとした性のマナーが守れている人は当然感染しにくいです。
原因として多く報告されているのが、見知らぬ相手との性交や複数の相手との性交。または風俗店の利用です。
自分の身を守るのは当然として、パートナーに感染するのを防ぐためにも日頃から気をつけたいですね。
では性病にはどんな種類があるのか簡単に説明していきます。

クラミジア

性感染症の中で最も感染者の多い病気です。症状に気づきにくく、重症化してしまう場合もあるので注意が必要です。
直接触れ合うことではじめて感染し、それは性行為だけではなく、キスなどからも感染するといわれています。

淋病

淋菌という細菌による性感染症で、日本での患者数は約1万人と言われており、比較的男性患者のほうが多数です。
男性は勃起時や排尿時に激しい痛みを伴ったり、睾丸が腫れるなどの症状があり、女性は子宮頸肝炎につながり、自覚症状はほとんどありませんがおりものが黄色くなったりします。

性器ヘルペス

ヘルペスは有名な病気ですが、口や唇、顔などに症状が出たり、性器にもウイルスが感染してしまいます。
幼少期に水ぼうそうになった方がいると思いますが、水ぼうそうのウイルスもこのヘルペスのウイルスの一種です。

梅毒

梅毒は性行為による性感染症でペニシリンという薬の誕生で患者数は減少しましたが、近年再び右肩上がりで、重症者や死産、早産などの原因になっています。
感染部位には軟骨のようなコリコリしたシコリが現れ、見た目が梅に似てることからこの病名が付けられました。

尖圭コンジローマ

ウイルスによって感染するウイルス性感染症で、亀頭や陰茎などの陰部や、まれなケースでは口や口内に感染し、感染部位に乳頭錠または鳥のトサカのようなイボができます。
原因であるHPVというウイルスは2種類あり、良性であればコンジローマ、悪性であれば子宮頸がんに関係あるとされ、非常に危険です。

カンジダ症

非常にポピュラーな感染症で、こちらは体調不良やストレス、寝不足などでも発症してしまう可能性があるので、性病のくくりには入れられない部分もあります。
女性の感染率が非常に高く、20%の女性が感染するといわれています。
症状は膣に炎症を起こし、痛みや痒み、排尿に障害を起こしたり、ヨーグルトのようなおりものが増えたりします。

そのほかに、トリコモナス症やいんきたむし、毛じらみ症、子宮頸肝炎、アメーバ赤痢、軟性下疳と性病の種類はまだまだたくさんあります。
では最後に一番恐ろしい有名な性病をご説明します。

HIV

HIV(エイズ)とは後天性免疫不全症候群のことで、ウイルスが免疫細胞に感染し、免疫細胞を破壊してしまう性感染症です。
ワクチンは今までに多く出ていますが、すぐに変異したウイルスが現れるため、有効な治療薬の製造が難しいとされています。
原因は性行為が多く、男性は亀頭の粘膜の細かい傷から、女性は膣粘膜から精液や、膣分泌液に含まれるHIVウイルスが侵入して感染します。
一昔前までは「死の病」といわれており、いまでもそのイメージを持つ方もいると思います。
現段階で完治できる治療薬がないため、感染したら急性感染期、無症状期、発症期を経て40度近くの熱が1か月以上続いたり、下痢、倦怠感、息苦しさなどが付きまといます。しかし現在では医学の進歩により、早期発見が可能になり、患者が学校や日常生活を送ることが可能になってきています。
感染者でない人たちも正しい知識を持ち、HIV感染者の人が日常生活を送れるようにすることが大切です。